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昨日の夜は雨が降ったようだ。
朝起きたら外はしっとり濡れていた。
明け方の雨だったのか。
今また雨が降っている
シトシトと音もなく霧雨状態であたりが白く見える。
夏を押しやって秋がそこまでやってきていると感じる今朝の空気だわ。
昨日はある人からメールをもらった。
そこにはエノコログサに朝露が光っている写真が添付されていた。
私が好きな風景は もうすでになくなってしまったが
T山(丘と言うのが正しいほど)のなだらかな起伏の
斜面に西日を浴びて全身の穂先を黄金色に輝かせているエノコログサの原っぱだった。
エノコログサって子供の頃は「猫じゃらし」と呼んでいた。茎が細くて柔らかな穂がたっている。
宅地造成の杭が打たれすでにブルトーザーが地ならしをしていた。
私は当時まだ元気一杯だったさち君を連れてそこを
好んで歩いた。
エノコログサをはじめ、様々な雑草が生い茂っている
エノコログサなんて地味で目立たない草。
それが夕日が西の空にあるとき。
まるでスポットライトを当てられた主演女優のように
穂先が見事に輝くの。
エノコログサ自身は発光源がないのに・・
遠く遠くの、はるかな太陽から一筋の光が奇跡のように
丘の上の穂にたどり着いて・・
「ありがとう、あなたを待っていました。」
「あなたにたどり着きたくて ここまでやってきました」
この雑草の丘が闇に閉ざされる前のひと時、奇跡の
出会いを抱きしめあっているような・・
金色の光に染まった自身を誇るような姿が愛おしかった
・・・私はさちくんが「もう、行こうよ、」とリードを引く力を感じながら そんなことつぶやいていた。
もうあのT山には行きたくない。
だって、あの輝きを見られないし、それにさちと
歩いた記憶が私を悲しくさせるから。
さちくんのはぁはぁという息遣いも足音もまだ忘れていないもん。
写真は送ってもらった一枚
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日記をつけたひと
momoti
見られた回数
45 回
日記をつけた日
2008/09/02 08:30
最後に更新した日
2008/09/02 08:39
キーワード
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